はんだ付けロボット専用に開発した“ワーク位置決め補正カメラ”です。 治具精度や搬送精度の問題、外装と基板の組付けの 際などに生じるはんだ付け対象物の位置のばらつき は、はんだ付けの安定性に大きな影響を与えます。 認識マークや任意指定の特定部位を読み取ることで 対象物の位置検出を行い、座標データをロボットに 送信します。座標データを受け取ったロボットは必要 な補正量を計算し補正動作を実行することで、対象 物の位置の再現性を実現します。
型式 | SC+AII |
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カテゴリー | オプション はんだ付けワーク画像位置補正システム |
特徴
位置ずれ起因のはんだ不良を削減
例えば、樹脂ケース固定の基板など積み上げ公差があるワークのはんだ付け不良を削減し、密集した表面実装への接触、損傷を防止が可能です。
はんだ付けロボット専用の画像補正ソフト
フローに従い簡単に設定可能です。
基板の認識マークを登録すると、安定したパターンサーチが可能となります。
カメラ、照明の取付位置を工夫
はんだ付けツール(コテなど)から離すことによりヒューム(煙)による影響が少なくでき、誤認識によるはんだ付け不良、ロボット停止を防ぎます。
仕様
搭載可能ロボット | J-CAT/JC-3/JS-3 シリーズ、L-CAT EVO-II |
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センサー | 1/1.8” カラー CMOS センサー / ローリングシャッター |
画像処理 | FPGA 高速画像処理エンジン(カメラ内蔵) |
有効画素数 | 1600×1200 |
サーチ手法 | パターンマッチング(マスク機能・前処理フィルター付) |
登録モデル数 | 100 モデル ※リトライ機能付 |
設定方法 | PC 不要・本体のみで設定可能 |
ロボット座標 補正 | X、Y、R |
構成内容 | 位置補正用カメラ、レンズ、リング照明(白)、取付ブラケット、LANケーブル1本 |